10月は食品ロス削減月間です。ご家庭の食品ロスを減らしましょう!
まだ食べられるのに捨てられている食品のことを「食品ロス」といいます。
日本では年間約472万トンの食品ロスが発生しています。これは国民一人あたりに換算すると、毎日おにぎり約1個分の食品が捨てられていることになります。
食品ロスは、捨てられた食品をごみとして処理する際にCO2が排出され、環境にも影響を与えます。
ご家庭でできる食品ロスを減らすための工夫
① 消費期限と賞味期限を正しく理解する
消費期限は「食べても安全な期限」、賞味期限は「おいしく食べられる期限」です。賞味期限切れの食品はすぐに捨てず、自分で食べられるかどうかの判断をすることが大切です。
② 買い物は必要に応じて
買い物前に冷蔵庫をチェックし、必要な食品のみを買いましょう。また、買った後すぐに食べる食品は、商品棚の手前にある賞味期限が迫ったものを積極的に選ぶ「てまえどり」を意識しましょう。
③ 状態よく保存し、残さず使い切る
食材は、表示に従って、正しく保存すると長持ちします。正しく保存し、残さず使い切りましょう。
【保存のポイント】
- 買ったら(もらったら)すぐに下処理をする
- 冷凍は新鮮なうちにして、解凍後もすぐに調理する
- 使うときのことを考えて保存の仕方を考える
- 冷凍できる食品を知っておく
区ではリデュースクッキングレシピ(生ごみ削減レシピ)を作成し、普段捨ててしまいがちな食材の葉や茎などを無駄なく使用し、ごみを減らす調理方法を紹介しておりますので、ぜひご活用ください。
④ フードドライブの活用
区では家庭の未利用食品を回収し、区内子ども食堂等に提供するフードドライブを実施しています。ぜひご活用ください。
宴会での食品ロス削減のポイント
区では、食品ロス削減のための「30・10運動」を推奨しています。
30・10運動は、宴会時の食べ残しを減らすためのキャンペーンで、
<乾杯後30分間>は席を立たずに料理を楽しみましょう、
<お開き10分前>になったら、自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう、
と呼びかけて、食品ロスを削減するものです。
「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」に参加している北区では、宴会五箇条(北区版)を作成しています。
一人ひとりが「もったいない」を心がけ、おいしく食べきり、宴会を楽しみましょう。
一人ひとりが30・10運動を意識して宴会での食品ロスを減らしましょう。
お問い合わせ
所属課室:生活環境部リサイクル清掃課
〒114-0002 東京都北区王子1-12-4 TIC王子ビル2階
電話番号:03-3908-8538