「気候変動について知り、考える アラスカ写真家 松本紀生さんフォトライブ」を開催しました!
北区は11月4日(月・祝)、北とぴあ6階ドームホールでアラスカ写真家の松本紀生氏を招いた講演「気候変動について知り、考える フォトライブ」を実施しました。
(写真:フォトライブの様子)
これは、区民の環境に関する意識を底上げし、環境行動につなげるため、喫緊の課題である地球温暖化をテーマに開催されたものです。
参加者らは、松本氏がアラスカで撮影した実際の映像や写真、講演を通じて、気候変動がもたらす自然災害や日々の生活への影響について、改めて深く考える機会となりました。
「気候変動について知り、考える アラスカ写真家 松本紀生さんフォトライブ」を開催
北区は、「北区環境基本計画2023」の重点施策に、環境に関する情報受発信の充実を掲げ、区民の環境に関する意識を底上げし、環境行動につなげる取り組みを推進しています。この取り組みの一環として、地球環境に関する問題をテーマとした「気候変動について知り、考える アラスカ写真家 松本紀生さんフォトライブ」を開催しました。
講演会には、子どもから大人まで約90名が参加。参加者らは、アラスカの壮大な自然や珍しい動物たちの暮らしぶり、滅多に目にすることのないオーロラの映像などを観て、「きれい」「行ってみたい」と声を上げていました。また、アラスカの自然の変化を追い続けるため、マイナス50℃になることもある極限の地での活動を、自分自身のまつ毛が凍った映像など用いユーモアたっぷりに話され、参加者の笑いを誘っていました。
その後、地球温暖化の影響により永久凍土が溶け、海面上昇や洪水等の甚大な自然災害により、海岸線沿いの村に住むアラスカの先住民族の暮らしが脅かされ、他の土地への移転を余儀なくされている現状に触れました。松本氏は、「地球温暖化を止めるため、節電など自分でもできることをする。みんなで団結して取り組むことが重要。」と、一人ひとりが粘り強く取り組むことの大切さを語りました。
講演後、参加者からは「すごく勉強になった。」「これからも活動を頑張ってください。」との声が聞かれ、日本から離れたアラスカの様子ではありましたが、自分たちの暮らしにも、つながっているということを痛感し、地球温暖化をこれ以上進めないために、身近で出来ることは何かを改めて考えさせられる時間となりました。
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