ごみ・資源

ごみを減らして資源循環の環をつなげよう
北区では、区が収集する不燃ごみはすでに90%超が資源化されています。生ごみの水切り・処理機購入費補助、食品ロス対策、雑がみの資源化、プラスチックの分別回収など、ごみの多くを占める分類項目を対象に、さらなるごみの減量に取り組んでいます。
北区は、ごみの減量化と資源の有効利⽤の推進のため、プラスチックの分別回収や食品ロス対策とともに、区民や事業者へのきめ細かい情報提供など、ごみの発生抑制排出抑制を第⼀とした施策により、「区⺠1⼈1⽇あたりのごみ総排出量」の削減を図ります。
ごみ排出と資源循環型システムに関する現状
北区は「ごみを作らない」ライフスタイルを目指し、ごみ減量化を進めています。
家庭ごみの排出原単位(令和4年度)
可燃ごみ346.9g/人日
不燃ごみ16.5g/人日
可燃ごみの組成(令和4年度)
厨芥類(生ごみ)36.7%
紙類22.6%
プラスチック類17.7%
区民の皆さまができること
可燃ごみや食品ロスの減量、リサイクル・リユース商品の活用やエシカル消費の促進を。
ごみの減量・資源循環
- ごみの分別を徹底し、混入物のない適正なごみ排出をします。
- マイバッグ・マイボトルの持参を習慣化し、ワンウェイプラスチックの使用を減らします。
- 食品は、食品ロス削減レシピの活用による調理法の工夫、必要な分だけの計画的な購入、「ローリングストック」の実践など、無駄な廃棄をなくすよう心がけます。
- リサイクル・リユースできるものは資源として分別して排出するとともに、生ごみの水切りなど、ごみの減量化に努めます。
- 集団回収やごみ収集・リサイクル回収に関心を持ち、積極的に参加するよう努めます。
- エコマークやグリーンマークなど環境に配慮した商品の購入やリターナブル(再使用できる)な製品の利用を心がけます。
ごみの適正処理
- ごみと資源の円滑な収集回収のため、分別を徹底するほか、排出場所や日時を守ります。
- ごみの埋立最終処分場の使用可能年数を伸ばすため、ごみの排出抑制やリサイクルに努めます。
- PC、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコンを廃棄する際は、ルールを守ります。
- 蛍光管や水銀体温計など、水銀を含む廃棄物やバッテリー、カセットボンベ等の危険性のある廃棄物の適正な排出を徹底します。
- 区で収集を行っていないものを捨てる場合は、販売店や指定の回収業者に依頼する等、適正な処理を行います。
事業者の皆さまができること
事業系ごみ減量を促進するとともに、資源化する品目の拡大を検討することが大切です。
ごみの減量・資源循環
- 事業活動に伴い発生した一般廃棄物は自己処理の原則に則り、適正に処理します。
- 産業廃棄物は処理業者に委託して適正に処理し、マニフェストにて管理します。
- マイバックの推奨や過剰包装の抑制など、ワンウェイプラスチックの使用削減やごみの減量化に資する取組みを進めます。
- 調理法の工夫や宴会時の「30・10 運動」啓発など食品ロス削減に資する取組みを進めます。
- リターナブル(再使用できる)な製品や再生材料を利用した商品など、環境負荷の少ない商品の製造・販売に努めます。
ごみの適正処理
- 自己処理の原則に則り適正に処理を行うほか、ごみと資源の円滑な収集回収のため、分別を徹底し、決められた排出方法を守ります。
- ごみの埋立最終処分場の使用可能年数を伸ばすため、ごみの排出抑制やリサイクルに努めます。
- PC、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコンを廃棄する際は、ルールを守ります。
- 蛍光管や水銀体温計など、水銀を含む廃棄物の適正な排出を徹底します。
- 区が収集・処理しない資源のうち、店舗等で回収可能なものについて、区民に周知を行います。
「ごみ」ではなく、資源は未来の「たからもの」
「分別や洗うのが面倒」「分別の方法がわからない」と廃棄してしまっては、ごみは増えていく一方です。
資源とは、未来の私たちのくらしを豊かにするための「たからもの」です。資源になるものはリサイクルへ。
ペットボトル

ペットボトルはキャップとラベルをはがして、軽くすすいでから回収ネットへ。リサイクルされたペットボトルは、新しいボトルに生まれ変わるだけでなく、洋服や文房具、部品などさまざまなものにかたちを変えて再利用できます。
びん・缶

空き缶は大きく分けてアルミとスチールがあります。北区では、油の容器・スプレー缶・ペンキ缶は対象外です。
軽くすすいで、水を切ってから出してください。割れているものや化粧品のびんは対象外です。びん・缶ともに、中身が残っている場合はリサイクルできません。
プラスチック

回収対象のプラスチックは、プラスチック製容器包装とプラスチック素材だけでできているプラスチック製品です。プラスチック以外のもの(ネジなどの金属部品・電池)などが少量でも入っているものは、リサイクルに適さないため回収できません。
雑がみ

名刺より大きい紙であれば資源として回収できます。まとめて束ねる(まとめにくいものは雑誌などにはさむ)か、紙袋に入れて、ひもで十文字にしばりましょう。紙袋に入れる場合、コーティングや防水加工された紙袋は使用できません。レシートや圧着はがき、匂いや油汚れや粘着物が付着した紙は資源化できません。
紙パック

内側が白い紙パックを開いて、洗って汚れを落としてから乾かし、サンクルポスト(紙パック・発泡トレイ回収用容器)へ出してください。アルミ付や茶色の容器は可燃ごみへ。サンクルポストがある場所は北区公式ホームページからご覧になれます。
関連ページ:北区公式ホームページを見る
ダンボール

ダンボールに伝票やテープが残っているとリサイクルできません。不要な伝票などはすべてはがし、箱をたたんで回収に出しましょう。ガムテープなどを使うとリサイクルできなくなるため、複数枚をまとめる際には必ずひもを使ってください。